Authlete 2.3 2024年7月リリースノート

概要

本リリースはAuthlete 2.3のマイナーアップデートです。 8月5日(水)以降利用可能になりました。

新機能と改善点

アクセストークンおよびリフレッシュトークンのdurationリクエストパラメーターの追加

  • /backchannel/authentication/complete APIに accessTokenDuration のリクエストパラメーターが追加されました
  • /backchannel/authentication/complete APIに refreshTokenDuration のリクエストパラメーターが追加されました
  • /device/complete APIに accessTokenDuration のリクエストパラメーターが追加されました
  • /device/complete APIに refreshTokenDuration のリクエストパラメーターが追加されました
  • /auth/token/issue APIに refreshTokenDuration のリクエストパラメーターが追加されました
  • /auth/token APIに refreshTokenDuration のリクエストパラメーターが追加されました

responseContentパラメーターのnull対応について

responseContentパラメーターは、値がnullとなった場合でも、APIレスポンスに含まれるようになりました。

Introspectionエンドポイントのレスポンスの改善

JWTアクセストークンのバリデーションに失敗した場合、細かなエラー内容を含んだレスポンスが返されるようになりました。

仕様サポート

リクエストオブジェクトのoauth-authz-req+jwt対応について

JAR/RFC 9101の仕様に沿って /api/pushed_auth_req APIを改善し、 リクエストオブジェクトのtypヘッダーパラメーターの値としてoauth-authz-req+jwtが利用可能となりました。

バグ修正

JWKSパースエラーの修正

パースエラーを防ぐため、JWKSet JSONパースメソッドにあるkeys配列にnullチェックを追加しました。keysメンバーが含まれていることと、配列にある全てのkeysの値がnullでないことが確認されるようになりました。

AbstractJoseGeneratorクラスにあるRSAプライベートキーのビット数チェックの実装

RSA key generatorに定められた最低ビット数を下回る場合は、例外扱いになります。

オンプレミス版のPostgresエラーの修正

クリーンアップエンドポイントに起きるPostgresエラーが修正されました(オンプレミス版のみ対象)。

その他

なし