認可リクエストにおける PKCE 利用の強制化

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認可リクエストにおける PKCE 利用の強制化

Authlete では、クライアントからの認可リクエストに関し、PKCE (RFC 7636) の利用を強制できます。

この機能を有効化するためには、サービス編集 → 「認可」タブ → 「認可エンドポイント」セクション にある「コード交換用証明キー (RFC 7636) 」にて「要求する」を選択します。
既定値は「要求しない」になっています。

requiring-pkce_1
「コード交換用証明キー (RFC 7636) 」の設定

「要求する」に設定された Authlete サービスでは、/auth/authorization API にて、code_challenge を含まない認可リクエストの処理を拒否します。以下は処理例です(一部折り返しています)。

  • リクエスト (code_challenge を含まない認可リクエストを parameters に指定)
curl -s -X POST .../auth/authorization \
    -u ... \
    -H 'Content-Type: application/json' \
    -d '{"parameters": "redirect_uri=...&response_type=code&client_id=...&scope=..."}'
  • レスポンス (code_challenge パラメーターが含まれていない旨を返却)
{
    "type": "authorizationResponse",
    "resultCode": "A124301",
    "resultMessage": 
      "[A124301] The authorization request does not contain
       'code_challenge' parameter. See RFC 7636 for details.",
    ...
}