ブラジルの Fintech 企業である Cora は、今回ブラジル中央銀行が定めた新しいガイドラインを満たすため、Open Banking Brasil が定める FAPI (Financial-grade API) への対応に際し、Authlete 社のソリューションを採用しました。
Cora 社は、ブラジル中央銀行の新しいガイドラインの準拠に加え、既存の UI/UX のデジタルバンク体験の維持を条件とし、様々なソリューションを検討した結果、Authlete を選択しました。同社は、既存資産であるユーザー認証とリスク管理の機能をすべて維持したまま、それらを app2app のしくみの中に実装できました。Authlete ソリューションの採用により、Cora 社は OAuth 2.0 / OpenID Connect の迅速な導入と構築、加えてOpenID Foundation の適合性テスト認定を期限内に取得できました。
Cora 社のシニアソフトウェアエンジニアの Paulo Bortolotti 氏は、「Authlete の API と、その API を用いたオープンソースの golang 版認可サーバーは、非常にわかりやすくドキュメント化されており、自社のユーザビリティガイドに準拠した app2app OAuth フロー実装の基礎になりました」と語っています。
このケーススタディは近日中に公開される予定です。それまでの間は、当社ウェブサイトの「お客様」セクションをご覧ください。
Cora 社は、本社をブラジル・サンパウロに構え、中小企業を支援するソリューションを開発するブラジルのフィンテック企業です。2020 年に起業家によって設立され、起業家向けのサービスを提供し、官僚制や高額な手数料からの解放を目指し、中小企業向けの金融システムの簡素化を実現します。ブラジル中央銀行より金融機関 No.403 として登録されている Cora 社は、法人向けデジタル口座、デビットカード、クレジットカード、送金、管理ツールなどのプロダクトをポートフォリオとして持っています。 https://www.cora.com.br/