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デジタルアイデンティティ業界のベテラン、イアン・グレーザー氏がAuthleteに参画

Authleteの米国展開加速を支援


APIセキュリティとデジタルアイデンティ関連のソフトウエアコンポーネントを提供する株式会社Authlete(本社:東京都千代田区、最高経営責任者:マイケル・マンスーリ、以下Authlete)は、イアン・グレーザー氏を製品・マーケティング顧問として迎えましたのでお知らせします。

グレーザー氏は、デジタルアイデンティティ管理、サイバーセキュリティ、およびプライバシー分野において20年以上にわたって活躍、セールスフォース、ガートナー、IBMなどの企業でプロダクトマネジメントおよび市場分析部門の役職を歴任しました。直近では、セールスフォースでアイデンティティプロダクトマネジメントのシニアバイスプレジデントを務めました。

グレーザー氏はAuthleteの製品戦略と市場進出戦略の策定に関する助言とサポートを通じて、同社の米国における事業拡大の加速を支援します。また、世界中の何十億人もの消費者が利用する何百万というアプリケーションに実装されているアイデンティティとセキュリティに関わるオープン標準技術の国際標準化団体であるOpenID Foundation (OIDF) の理事会にAuthleteの代表として参加します。

Authleteは、OAuth 2.0およびOpenID Connect(OIDC)規格などのオープン標準仕様のAPI認可フレームワーク、デジタルアイデンティティプロトコルに準拠したセキュアなサーバーを構築するためのAPIを開発、提供しています。Authleteのソフトウェアコンポーネントは、この機能を内製する手間を省くとともに、最大限の柔軟性と拡張性を実現します。加えて、Authleteのコンポーネントは、どのようなアイデンティティおよびアクセス管理(IAM)ソフトウエアとAPIゲートウェイにもシームレスに統合します。OpenIDの認定を取得済みでFAPIに準拠したAuthleteのソリューションは、デジタルバンク、フィンテック、メディア、Eコマース、ヘルスケアなど、さまざまな業界で採用されています。

グレーザー氏は次のように述べています。「Authleteは、非常に奥深いデジタルアイデンティティのノウハウと強みを持っており、協業する機会に恵まれて光栄です。OAuthとOpenID Connectのサービスをより広い市場に提供する手助けができることを喜ばしく思います」

「グレーザー氏とは20年来の旧知の仲で、彼の素晴らしい実績も熟知しています。彼の豊富な知識と経験が、Authleteのアメリカにおける事業成長を後押ししてくれると確信しています」とAuthleteの取締役兼CEOであるマイケル・マンスーリは述べています。「グレーザー氏は輝かしい経歴を持つだけでなく、デジタルアイデンティティ業界に多大な貢献をしてきました。そのような彼とともに、OIDFへの支援を強化することで、業界のさらなる発展に貢献できることを誇らしく思います」

OIDF理事長を務める崎村夏彦氏は次のように述べています。「グレーザー氏をAuthleteの代表としてOIDFの理事会に迎えることを大変喜ばしく思います。デジタルアイデンティティ業界の発展に深い情熱を注ぐ彼は、自身が持つソートリーダーシップと業界に対する幅広い知見を生かして、あらゆる場所におけるデジタルアイデンティティを実現するというOIDFのミッションの遂行に貢献してくれると期待しています」

グレーザー氏は、アイデンティティマネジメント業界における専門家の育成と社会的認知度の向上を目的とする国際的な業界団体であるIDProの共同設立者です。加えて、米国のアイデンティティ管理政策であるNational Strategies for Trusted Identities in Cyberspace (NSTIC)に基づいて設立された官民連携団体であるIdentity Ecosystem Steering Group (IDESG)の前副議長でもあります。

Authleteについて

Authlete は、APIのセキュア化とデータ保護を実現するために不可欠なオープンスタンダードに準拠したソフトウエアコンポーネントを提供しています。Authleteの製品は、世界最大規模のデジタルバンクやフィンテック、ヘルスケア企業などに採用されています。Authleteソリューションの詳細についてはauthlete.comをご覧ください。