2018年、英国・EUを中心に始まったオープンバンキングの潮流は、豪州やブラジル、サウジアラビアなど、さまざまな国や地域に広がっています。加えて、これまで市場主導であった米国でも、2023年にはCFPB (消費者金融保護局) がオープンバンキングに関する規制案を発表し、状況が大きく変化しつつあります。
本勉強会では、ラテンアメリカにおける総口座数9,000万強、アクティブユーザー率82%を誇り、ブラジルの約半数の成人に利用されている世界最大のデジタルバンク「Nubank」のオープンファイナンス責任者を招き、Nubank とブラジルにおけるオープンバンキング/ファイナンスの取り組みについて解説していただきます。
また、世界のオープンバンキングの動向と、銀行 API のセキュリティ仕様として広く普及している「FAPI」を中心とする技術動向を紹介するとともに、パネルディスカションを通じて、国内外におけるオープンバンキングの今後の展望を議論します。
15:00-15:20「Leading Open Finance in Brazil」Luciana Kairalla (Open Finance General Manager at Nubank)
15:20-15:40「世界のオープンバンキング動向」廣瀨明倫(電子決済等代行事業者協会)
15:40-16:00 「FAPIを中心とするAPI標準化の動向」工藤達雄(Authlete)
16:00-17:00 パネルネルディスカッションと Q&A モデレーター: 柴田誠(FINOLAB)、パネリスト: 瀧俊雄(電子決済等代行事業者協会)、Luciana Kairalla (Nubank)
皆様のご参加をお待ちしております。