購読者・視聴者のアイデンティティ管理は、利用傾向を把握し、最適なコンテンツを適切なチャネルを通じて提供するための基礎です。メディアサービスにおけるアイデンティティプラットフォームには、一般的な CIAM (Customer Identity and Access Management) に加えて、以下の要件が課せられます。
Authlete は最新の OAuth/OIDC 実装を API として提供します。これによりメディア事業者は、OAuth/OIDC 機能の開発・運用を外部化できるとともに、「デバイスフロー」や CIBA を活用した、マルチデバイス・マルチロケーションに適したユーザー認証・同意確認のフローを、迅速に取り入れることが可能となります。また OAuth/OIDC を制御する認可サーバー機能は、ユーザー認証や同意確認、権限管理などのシステムとは完全に分離されるため、管理の柔軟性が最大化されます。さらに Authlete はバックエンドサービスとして動作するため、ログイン画面や API エンドポイントなどのフロントエンドは Authlete に依存せずに構築できます。
Authlete は最新の OAuth/OIDC 仕様に追随しているため、メディア事業者は自ら実装・運用することなく、常に業界標準仕様に準拠した API 認可基盤を構築可能
Authlete は完全にバックエンドで動作するため、メディア事業者はユーザー認証や同意取得などの UI/UX を完全に制御可能
Authlete API は特定の環境に依存しないため、メディア事業者は自社標準の言語やフレームワークを用いて OAuth/OIDC サーバーを実装可能
Authlete は共用クラウド、専有クラウド、オンプレミスパッケージの 3 通りのサービス体系を提供しており、メディア事業者はサービスの規模や特性に応じて利用形態を選択可能